つれづれたまむし

しがない大学生の徒然なる雑記

四葉のクローバーと僕たち

四葉のクローバーを見つける。


今日はきっと幸せがある。
今日はきっといいことがある。

そう思える。

四葉のクローバーを見つけた日は1日気分がいい。

四葉のクローバーを見つけた日は自分が世界で一番幸せだ。

 

でもよく考えたら

 

四葉のクローバーを見つけたらいいことが起きるなんてことはなくて、
四葉のクローバーを見つけたこと自体が幸せなんだって気づいた。

 

四葉のクローバーを見つけられる時間がある幸せ。
四葉のクローバーを見られる目がある幸せ。
四葉のクローバーを触れる手がある幸せ。

 

四葉のクローバーを感じられる自分がいる幸せ。

 

自分の価値は何だろうと思うことはあるけど、ただ、幸せな気分を感じるために生きてもいいんだって。

毎日嫌なことはあるけど、毎日辛いことはあるけど、
そんな自分だからこそ、
誰かを幸せにできるって

 

四葉のクローバーは、何百回も踏まれながら、見つけられることを待つ。


四葉のクローバーって三つ葉のクローバーが踏まれてできた傷から四葉になるんだよ。

 

傷ついた僕たちだからこそ幸せにできる人もいるよ。
傷ついた僕たちだからこそ笑顔にできる人もいるよ。

 

だから、明日もまた頑張ろう。

 

きっと、僕たちを見つけてくれる人がいるから。

 

これまでも何百回も踏まれて、これからも何百回も踏まれていくのかもしれない。

だけど大丈夫。傷ついた分だけ僕たちはたくさんの人を幸せにできるから。

 

明日も生きよう。

 

たまむし